ヨガを形作る3つの要素がある
若い女性を中心に注目されているヨガ。
何年もスタジオに通っている人でも、「なんとなく健康に良い気がする」という認識のままポーズを取ることだけ楽しんでいる人が見受けられます。
しかし、ヨガの本質は“解放”にあり、ポーズはそのための手段の1つに過ぎません。
ただのフィットネスだと思っていると非常にもったいないです。もちろん、ダイエットを目的の1つに据えることが悪いわけではありません。
ヨガの根源にある“精神の安定”に辿り着くためには「瞑想」「呼吸」への理解が不可欠です。
そして、いままで培ってきた「ポーズ」を加えた本来の意味を受け入れ、“本物の美Body”を目指しましょう!
ポーズ・呼吸・瞑想の意味とは?
呼吸
ヨガの世界において「呼吸」は、毒素を抜くための大切な行為です。
私たちは普段から無意識で呼吸を行っています。
当たり前に行われるものだという認識が強いですが、ヨガでは「吸う」「止める」「吐く」の3つの動作に分解して、それぞれのプロセスを意識的に丁寧に行わなければいけません。
特に「吐く」というプロセスは、毒素を排出するための大切な行為として捉えられています。
ヨガで体にしなやかさを取り戻し、普段より長い時間を掛けて多くの息を吐き出すことで、解放へと近づけるのです。
特にヨガでの呼吸方法をプラーナヤーマと言います。
ポーズ
ダイエット効果を期待してヨガを始める人の第一印象ともされているのが「ポーズ」です。
その名の通り、モチーフとなる存在や概念を体の形で表す動作であり、脂肪燃焼に限らず精神安定の効果が期待できます。
ポーズの原点を辿るとインドの諸宗教が背景にある本来のヨガが見えてくるもので、種類だけでも数千万種類を超えると言われています。
瞑想
「瞑想」は、ご想像の通り、目を瞑ることで閉ざされた世界において精神の統一を図る行為です。
中でも“マインドフルネス”という種類のヨガは、エクササイズの世界を飛び出して起業家やスポーツ選手に注目される行為として認識されています。
ヨガの世界における瞑想は「結びつき」を意味する行為で、肉体と精神の調和を図る大切な時間です。
呼吸とポーズにより心と体をすっきりとさせた状態で、最後に「整える」役割を持ちます。
本来のヨガの先にダイエット効果が得られる
ヨガを始める動機にダイエットを挙げる人は多いですが、本来のヨガは精神と肉体を解放することで人生を豊かにする行為です。
「呼吸」「ポーズ」「瞑想」の3つの柱意識することで結果的にダイエット効果も得られます。
せっかく始めたのでしたら、もう1歩踏み込んで、本来のヨガを意識してみてはいかがでしょうか。