ヨガには理想の体を維持するためのメンタル作りが欠かせません。

ヨガはすべてのプロセスで精神を整える

効率的な体作りを意識したホットヨガが注目される流れを受けて、ヨガ=ダイエットのような意識が根付いてるシーンを見受けます。
しかし、ヨガで得られるのは軽やかな筋肉による美Bodyだけではありません。

 

精神の安定」こそがヨガを行う本質的な考え方です。
そのため、ヨガで重要視されている「呼吸」「ポーズ」「瞑想」すべての段階で、美Bodyを作り上げるだけでなく傷ついたメンタルを癒やすことができます!

 

呼吸・ポーズ・瞑想におけるメンタルケア

呼吸における効果

深呼吸をする女性

「呼吸」のプロセスにおけるメンタルへの効果として、副交感神経を刺激する役割があります。

 

ヨガで重要視される呼吸方法の基本は「腹式呼吸」です。

 

腹式呼吸は普段私たちの生活で行われる胸式呼吸より深く丁寧な呼吸方法で、切り替えるだけで健康に対して様々な効果が期待できます。

 

その1つが、副交感神経の刺激です。副交感神経は刺激を受けると心臓の動きがゆっくりになり、リラックス効果が得られます。
緊張したときに人に勧める深呼吸と同じ効果と言えば分かりやすく、ヨガにも取り入れられることで、精神を整える効果が期待できるのです。

 

ポーズにおける効果

ヨガのポーズをとる女性

「ポーズ」のプロセスにおけるメンタルへの効果として、自律神経を整える役割があります。

 

背骨を反らせたり、丸めたりするポーズである「猫のポーズ」または、胸骨を持ち上げ肩甲骨を寄せる「魚のポーズ」などは、特に自律神経を整える効果が高いポーズです。

 

それらポーズに加えて、ヨガを行う時間帯を「夜の静かな時間」にすると更に高い効果を期待できます。
また、上記した腹式呼吸を組み合わせれば、より高度な精神コントロールが可能です。

 

瞑想による効果

ベットの上で瞑想をする女性

「瞑想」のプロセスにおけるメンタルへの効果として、思考をクリアにする役割があります。

 

あぐらをかいて目を瞑り、頭の中を空にする…それが瞑想です。
しかし1日たった5分だけ何も考えずに思考をクリアにしようとするだけで、精神の安定、免疫力の向上、記憶力強化など様々な効果が得られます。

 

また、ヨガにおいては瞑想に陥る前にポーズで心地よい疲れを感じておくと、リラックス状態への移行に手間取りません。
加えて瞑想中は呼吸のリズムに集中するため、腹式呼吸が重要になってくるのです。
ヨガの仕上げのような存在であり、メンタルへの効果を高めるために欠かせません。

 

本質は体と心の「解放」にある

ヨガの本質は、心と体を適切にコントロールし、あらゆる制約からの「解放」です。
多くのユーザーが期待しているダイエット効果は然る事ながら、人生をよりよい方向へと自ら突き進む志が大切とされています。

 

そのためには精神の安定、つまりメンタルのコントロールが重要です。
ヨガを始める動機の多くは体作りかもしれませんが、その更に先の目標として理想の精神状態を作り上げることを意識してみても良いのではないでしょうか。

 

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