圧倒的な人気を誇るホットヨガと常温ヨガの違いをまとめました。

常温ヨガとホットヨガはどう違うの?

ホットヨガで汗をかく女性

ひとえにヨガといっても、流派によって環境や体へのアプローチが異なります。
最近では“ホットヨガ”というタイプが注目を浴びており、これまでの常温で行うヨガと比べても、そのエクササイズ効果は見過ごせません。

 

ホットヨガと常温のヨガの大きな違いは、エクササイズ時の「室温」です。ポーズや呼吸の考え方は常温のヨガと大きく変わりません。
それぞれのヨガにおける具体的なメリット・デメリットを今一度整理することで、美Bodyを目指すためにはどちらのスタジオに通うべきか判断していきましょう。

 

これまでの「常温ヨガ」

常温ヨガの教室

広く知られている「常温ヨガ」は、呼吸・ポーズ・瞑想の3要素を軸にして、しなやかな筋肉と温厚な精神を育てるエクササイズです。

 

発祥の地とされるインドでは冬場でも平均気温が2桁の地域が多く、21~28度程度の気温の中で行われています。

 

メリット

常温ヨガは自然状態の中で行うエクササイズであるため、本来のヨガが実現できます。
段階に応じて負担の掛かり方が違うポーズを自由に行うことができ、特に筋力アップに効果的です。
筋肉がつけば長い目で見てもリバウンドしにくい体になるというメリットがあります!

 

デメリット

常温ヨガで扱えるポーズ数は多く、初心者には難しく感じる点がデメリットです。
また、座っているだけで汗をかいてしまうような環境で行うホットヨガと比べて、真剣に取り組まなければ汗をかかずに終わってしまうこともあります。
ホットヨガ以上に精神力が試されるスタイルです。

 

最近流行の「ホットヨガ」

「ホットヨガ」は、通常のヨガと異なり室温30~35度の高温多湿な環境で行うヨガです。
日本の冬は非常に寒く、固まりきった体で冬場も常温ヨガを行えばケガに繋がってしまう恐れがあります。
そのため、暖かい室内でヨガを行うことで、体の柔軟性を常に保ち続けることが可能です!

 

メリット

ホットヨガは、難しいポーズが組み込まれていない点がメリットです。
通常よりハードな環境で行うヨガであるため、カンタンなポーズでも十分にダイエット効果が得られます。

 

そのため、あまりに体力を消耗するポーズを取る必要がありません。
ポーズはカンタンながらも通常以上の発汗量と疲労感が得られるため、初心者にオススメです!

 

デメリット

ヨガの基本である“精神の安定”といった面では余り期待できません。
蒸し暑い教室で集中して勉強できないのと同じように、汗のしたたるホットヨガの教室において、常温ヨガのような瞑想の実現は難しいです。

 

ダイエット効果に大きな差はない!

ポーズ数が豊富な常温ヨガと、効率的な発汗作用が期待できるホットヨガには一長一短の特徴があります。
しかし、いずれも根本的には同じであるため、ダイエット効果や美容効果といった点では大きな差がありません。

 

これらのヨガは環境が違うだけですが、初心者にとってはホットヨガの方が優しいという意見がよく見受けられます。
自身の挑戦したいヨガのスタイルに応じて選択することが求められるのではないでしょうか。

 

>>ジムとヨガでもダイエット効果は違う?比較のポイント

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